アリの家畜
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ようやく、幼虫がさなぎになりだしたアシナガバチの巣
しかし、その繭の部屋が壊されている。
これで二つ目。
今は3つめが繭になっているが、壊された部屋は、側壁も破れている。
おもうに、これは、例の寄生蜂がいたのだと思われる。
40年前の記憶であるが、繭をアシナガバチが食い破って、さなぎをかみ砕いてほかの幼虫に与えていた。
おどろいて、繭があって部屋の奥をみると小さな幼虫が5.6匹
これが寄生蜂の幼虫で、さなぎをたべていたのだった。
親のアシナガバチがこの異変に気付いて、上記の様な行動をとったのだ。
寄生蜂の幼虫も、おそらくかみ砕かれてえさにされたのだろう。
まさに、食うか食われるかの戦いなのだった。
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拙僧が,中学時代に飼っていたのは,キアシナガバチ。
今回飼っているのは,コアシナガバチ。
かなり小型だ。
越冬してきた女王が失われている状態で,これからどうなるか。
幼虫は,アリにおそわれたのでもういない。
成虫が2匹,さなぎが3つ。
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アシナガバチには,様々な天敵がいる様だ。
ズズメバチなどの大型狩蜂
アリ
クモ
カマキリ
寄生蜂もいる。(水色と黄色の縞模様のきれいな小型のハチだったと記憶しているが,40年前の記憶なので,正確とはいえない。)
そして何より危険なのが,ヒト
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朝、若いメス蜂3匹がいない。
この時期は、メス蜂は独立して巣を作るのかと思ったりしたが、午後に謎がとけた。
黒い大型のスズメバチが、アシナガバチの幼虫を肉団子にしていた。
アシナガバチの親は、けなげに巣に踏みとどまっていいるが、どうすることもできない。
見つめているだけだ。
弱肉強食、シビアなものだ。
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ある年、イチジクを植えた。
翌年、少し実が採れおいしくいただいた。
数年後、イチジクが大きくなり、採りきれなくなった。
熟したイチジクの実に虫が集まった。ハエ、コガネムシ、スズメバチ。
仲良く、実を食べていた。
私は、蜂との間合いがあるていど分かるので、スズメバチのいるところと10センチも離れていないイチジクを収穫したりしていた。
(まねしないでください。刺されて死ぬことがあります。)
しかし、秋が深まりつつある頃、様子が変わってきた。
スズメバチが、次第にいらつきだし、ほかの虫を追い払って、独占しようとしだした。
きっと、巣が大きくなり需要が増えているのに、えさが少なくなりだしていたのだろう。
さすがに、私も危険を感じだした。近所の人を襲っても大事(おおごと)だ。
結局、このイチジクは、切り倒した。
翌年から、スズメバチは、この食料を全く失うことになった。
蜘蛛の糸を切ったお釈迦様の気持ちが、少し分かったような気がした。
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ある時、我が坊に蜜蜂が分蜂してきて、巣を作り出した。
みると西洋蜜蜂らしい。
家族は、驚いていたが、私は蜂蜜が自給できると、ほくそ笑んでいた。
だが、ほくそ笑んでいたのは、私だけではなかった。
まもないある日、それは、蜜蜂を急襲した。
できたての、蜜蜂の巣は瞬く間に崩壊した。
蜜蜂は四散。
家の中に逃げ込んできた蜂に、キョウコが刺された。
蜜蜂の針が、手に残っていたので、すぐに抜き取ってやった。
措置が早かったので、あまりはれずに済んだ。
襲ったそれは、スズメバチであった。
あとは、意気揚々と蜜蜂の幼虫を抱えて、自己の巣の方に持ち運ぶ、スズメバチの隊列を眺めているばかりであった。
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ある時、クロアリのファミリーを見つけた。
女王一匹と、働きアリ数匹の小さなファミリーだ。
早速、飼う容器の作成。
ガラスののりの瓶に、これに入る一番大きな空き缶を逆さにしていれて、土を入れる。
(今なら、大きなペットボトルを上から3分の1位のところを、半分に切って、小さなペットボトルを逆さに入れて、土を入れて接合する。)
これにガラスのふたをして完成。(細かなところは省略してます。)
この買い方は、私の考案した方法として「科学朝日」にも掲載された。
さて、えさであるが、砂糖ではいけない。雄の蚊など小さな昆虫がいい。
巣に運んで幼虫にやる様子が見られた。
アリの数が増えると、小さな甲虫を入れると狩りをする様子も見られた。
3年ほど飼い続けて、アリの数が数百匹になったところで、庭に放した。
しばらくは、この巣から行列を作り、盛んに活動をしていた。
ところが、ある日、アリの様子が変だ。皆うつむき加減で、小刻みにふるえていて、歩かない。
もうだめだ、これは、アリの戦争で負けたときの様子だ。
アリの戦争のとき、小さな方のアリがとる戦法の一つに、4.5匹のアリが大きな方のアリの足を1.2本くわえて四方から引っ張る、この状態を数時間続けると、大きなありは、体の機能が壊れて、上記の様になる。
これら動けないアリは、2.3日で風がどこかに吹き飛ばしてしまった様だ。
以後このファミリーの消息は不明。
滅んだのか、再度勢いを取り戻したのか・・・、クロアリのコロニーは所々にあったが、もはや私には区別がつかなかった。
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高校のころ、アシナガバチを飼育したことがあります。
近所のいたずら者が落としたアシナガバチの巣をもらい受けました。
ハチの幼虫がかなり入っていました。これに蜂蜜をやったけどもだめだというのです。
それも当然、アシナガバチは肉食です。ミツバチとは違います。
そこで、芋虫を捕まえてきて、スポイドの先を小さくとがらせて、注射器の要領で、体液を失敬し、ハチの幼虫にやりました。
幼虫は、これを喜んで、飲みました。
その内、繭になり、ハチが羽化しました。
ハチにも、上記スポイドで芋虫の体液をやると喜んで、飲みました。
ハチがかなり増えた頃、弟がちょっかいをかけてきました。
すると、ハチが一匹弟に突進。そのときの弟の逃げ足の速かったこと。
そうする内に、きれいな色をしたハエが、巣から50センチくらいのところで、ハチの巣を伺っているのに気が付きました。
これが、ハチの目を盗んで、卵を産み付けるのです。
繭になったハチの幼虫の下から食べていくのです。
異変に気が付いたハチは、繭を破り、食べられかけたさなぎと、ハエの幼虫(数匹)をかみ砕いて外の幼虫にやっていました。
お互いに命がけの生存競争でした。
10月頃だったか、突然銀面のハチが数匹発生しました。外の種のハチに乗っ取られたかと驚きましたが、元のアシナガバチは、従来の作業を続行しています。
オス蜂だったのです。
そうして、ある日、突然全てのハチがいなくなりました。
大空で結婚式をあげて、来年にむかって飛んでいったのでしょう。
アリと同様、オスは役目を終えて死んでいったはずです。
同じオスとして、人生のはかなさを思いました。
南無南無。
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